園の概要

　緑豊かな自然に囲まれた春日幼稚園、恵まれた環境のなかで、子どもたちは確かな歩みを続けています。昨日まで出来なかったことが出来る喜び、新しいことに興味を持って、目を輝かせながら挑戦する楽しさ、面白さ、おうちを離れてはじめての集団生活は、やわらかな心とからだをおおらかに包んでくれる、素晴らしい育ちの森で始まります。

 　広い園庭は春日幼稚園の自慢の一つ。外遊びや運動の時間など、子どもたちは大好きな園庭に駆け出して、仲良く元気に遊んでいます。春日幼稚園では、幼児期に必要な基礎体力を作るためのカリキュラムを用意しています。一生の基盤を作るこの時期に、しっかりとした体力を見につけ、体の基本を作り上げるためには、毎日の積み重ねが欠かせません。広い園庭をフルに活用して、毎日体を動かすようにしています。幼稚園のすぐ隣には、幼稚園の畑があります。じゃがいもやインゲン、トマト等の野菜を子どもたちと一緒に育てています。おいもほりの日には、どろんこになって収穫し、おみやげにして家に持ち帰ります。畑の世話をしながら、小さな虫を見つけたり、植物が育つ様子に驚いたり、土をいじり、自然とふれあって、食物の成り立ちや命の不思議を体で感じています。

　健康的な子どもの環境には、徹底した衛生管理が不可欠です。風邪やインフルエンザの流行に備えて、園内のトイレは抗菌素材を使用し、常に清潔に保たれています。また、空気清浄機により、教室のすみずみまで、きれいな空気が行き渡る様配慮しています。エアコンによる冷暖房はもちろん、加湿・除湿器を導入して子どもたちの過ごす空間を最適な湿度に保っています。

　園内には園庭の入り口をはじめ、各所に防犯カメラを設置。敷地内の侵入者や不審者の存在をいち早く感知して子どもたちの安全を守っています。

園舎はそこに住む人の心を映す鏡、毎日の掃除は心を込めて行います。

　良い幼稚園かどうかは、園舎の汚れ具合に表れるとよく言われます。そのことを肝に銘じながら、園長以下、掃除は隅々まで一生懸命行います。掃除を真剣にする職員の姿を、子どもたちにも見てほしいと思っています。自分たちの環境が汚れていたり、整頓されない状態に自分から気づいて、進んで気持ちのよい環境にする姿勢を子どもたちに教えることも「心」の大切な訓練だと思うのです。教職員にも「君たちの背中を見て、子どもたちは育つんだよ」と毎日伝えています。このくり返しも、私たちの大切な責任なのです。